2009年05月21日

隔週木曜日は「捨て犬の日」(AERA 09,04,13)

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全国24の自治体で
定時定点収集という行政サービスが行われている。


定時定点収集とは、
自治体が犬猫を捨ててよい場所と日時を定め、
それにあわせて飼い主が捨てに来る犬猫を
収集車が巡回して集める制度のこと。


茨城県では、現在42箇所の捨て犬場があり、
この日も「ベル」という犬が
50歳くらいの女性に引かれてやってきた。


「ベル」は、無理やりゲージに押し込められ、
静かにお座りをしながら立ち去っていく女性を見送った。


この家にはもう1頭ラブラドールレトリバーがいるという。


「ベル」のように飼い主に捨てられた犬はどうなるのか?


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東京のある自治体での殺処分の様子。


ある日の朝、
いつものように9匹の犬が殺処分機に追い込まれた。
処分機の広さは約3立方メートル。
その中を犬たちは不安げにウロウロする。


二酸化炭素の注入が始まると
犬たちはガタガタと振るえ息づかいが荒くなる。


苦しいのだろう、次第に犬たちの頭は下がり、
1分もすると殆どの犬は立っていられなくなり、
折り重なるように倒れていく。


10分後、犬たちは目を見開いたまま絶命していた。


こうした殺処分の現状に対して、
本記事では以下のことを指摘する。


@身勝手な飼い主
A定時定点収集という行政サービス
B衝動買いを煽るペットショップ


Aの定時定点収集を廃止した自治体では、
安易な引き取りが減ることにより、
殺処分頭数が減ったとのこと。


Bの衝動買いを煽るペットショップについて


都内など一部のペットショップでは、
繁華街で深夜まで営業し、
「目が合ったら抱っこして相性を確かめて見ませんか?」
などと来店者に呼びかけ、子犬を手に取らせる。


「抱っこさせたら勝ち!」ということらしい。


また、衝動買いの原因になるとして、
全国ペット小売業協会自身も自粛を呼びかけているのが
移動販売と呼ばれる売り方。


イベント会場などで売られるため、
販売者からの説明も通常よりもさらに不十分で
購入者が衝動買いしやすく、捨てられやすい。


2月には愛知テレビなどの主催で
ナゴヤドームにおいて
「わんにゃんドーム」というイベントが開かれた。


NPO法人インターナショナルトップブリーダーズクラブ による
移動販売がここでも行われていた。


移動販売のメリットを大手ペットショップ経営者はこう話す。


「とにかく瞬間的に大量に売れる」
「売れ難い在庫を処分できるチャンスなのです」


別の幹部も、こう証言する。


「当然、衝動買い狙いです」
「十分な説明どころか価格勝負の投売り状態で
アフターフォローも仕切れない」


前述の全国ペット小売業協会もこう認める。


「移動販売では
会場までの移動そのものに子犬の体力がもたないケースもある」
「移動販売は問題が多すぎる」


こうした現実に


日本動物愛護協会をはじめ動物愛護団体では、
「ペットの移動販売ストップキャンペーン」を展開する。


それでも移動販売は全国で行われており、
東京・千葉・愛知・大阪などの各会場では
「PET博」が毎年開かれている。


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ブリーダー・ペットショップ、
さらには動物好きを自称する顧客達は、
自身が犬猫の大量殺戮者であることを認識すべき。

posted by ちょっと at 10:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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